イメージ《写真提供 ドコモ・システムズ》

ドコモ・システムズは、車両管理サービス「docoですcar」の新たなラインアップとして、白ナンバー事業者向けアルコールチェックサービスの取り扱いおよび申込受付を開始した。

ドコモ・システムズでは、2001年から車両管理サービス「docoですcar」の提供を通し、のべ3000社・10万台の顧客に対し、安全運転や業務効率化を支援。2015年からは、貨物・旅客事業者(緑ナンバー)向けアルコールチェックサービスの提供を開始し、飲酒運転事故撲滅に向けて取り組んできた。

近年、飲酒運転による事故が多発するなど社会問題化していることを背景に、2022年4月から道路交通法が改正。アルコールチェック義務化の対象が白ナンバー事業者へ拡大されたことから、これまでの技術・ノウハウを活かし、白ナンバー事業者に特化したアルコールチェックサービスを新たに提供する。

白ナンバー事業者向けアルコールチェックサービスでは、携帯型のアルコール検知器を通していつでもどこでも測定が可能。検知器はスマートフォンと連携することで、確認結果をクラウド上に1年間自動保存できる。また、安全運転管理者は、インターネットに接続された管理画面を通して、アルコールチェック結果を一元管理できる。

2023年には、docoですcarのドライブレコーダーで取得可能な走行履歴や運転診断データとも連携可能となり、ドライバーごとの走行実態とアルコールチェックの実施有無を一元的に把握できるようになる。

ドコモ・システムズでは2022年夏ころより検知器の提供を開始。2022年9月ころよりアルコールチェックサービスの提供を開始する予定だ。

月額費用(税別)はスマホアプリ利用料が600円/ID、管理画面利用料が500/ID。

アルコール検知器《写真提供 ドコモ・システムズ》 白ナンバー事業者向けアルコールチェックサービス《画像提供 ドコモ・システムズ》