マツダ3 の2.5ターボ(北米仕様)《photo by Mazda》

マツダ(Mazda)の米国部門の北米マツダは4月1日、2022年第1四半期(1〜3月)のアメリカ合衆国市場の新車販売の結果を発表した。総販売台数は8万2268台。前年同期比は1.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

最量販車となったのは、SUVの『CX-5』だ。第1四半期は、米国で5万0653台を売り上げた。前年同期比は24.3%増と、2年連続のプラスだ。小型クロスオーバー車の『CX-3』は販売を終了した。新型SUVの『CX-30』 は、9494台にとどまった。前年同期比は34.9%減と後退する。最上位SUVの『CX-9』は1万0463台を販売した。前年同期比は11.5%増と、3年連続のプラスとなった。

一方、『マツダ6』は325台。前年同期比は92.4%減と、引き続き落ち込む。『マツダ3』は9492台。前年同期比は5.0%減とマイナスに転じた。9492台の内訳は、セダンが43.8%減の3704台。一方、ハッチバック(日本名:「ファストバック」に相当)は70.3%増の5788台と伸びた。

スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』に相当)が、1605台を販売した。前年同期比は41.5%減と、3年ぶりのマイナスだった。

マツダの2021年のアメリカ合衆国市場での新車販売台数は33万2756台。前年比は19.2%増と、2年連続で前年実績を上回っている。

マツダ CX-5 改良新型(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダCX-9(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-30(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ MX-5ミアタ(北米仕様)《photo by Mazda》 マツダ6(北米仕様)《photo by Mazda》