フォルクスワーゲン ID.Buzz と ID.Buzz カーゴ《photo by VW》

フォルクスワーゲン商用車は3月28日、2021年通期(1〜12月)の決算を発表した。黒字回復を果たしている。

同社の発表によると、2021年通期の営業利益は、7300万ユーロ(約98億5790億円)。前年の4億5400万ユーロの赤字から、黒字回復を達成している。

2021年の世界新車販売台数は35万9500台。前年比は3.1%のマイナスだった。これは、世界的な半導体不足により、生産が滞った影響だ。

そんな中、黒字回復を果たした要因のひとつが、研究開発の効率化だ。2021年の研究開発費は6億0200万ユーロ。前年の10億3100万ユーロから、およそ4割支出を抑えている。

フォルクスワーゲン商用車は、最新の商用モデルに、フォルクスワーゲングループの「MQB」や「MEB」などのプラットフォームを導入することで恩恵を受けた、としている。

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