2022SUPER GT公式テスト富士《撮影 益田和久》

2022年のSUPER GT開幕を前に、富士スピードウェイで3月26日・27日にわたって、今季2度目の公式テストが行われた。

前回の公式テスト岡山では、2日間とも晴天に恵まれたが、今回の富士テストでは1日目の午後から2日目の午前にかけて雨模様となり、ウエットコンディションでのテストとなった。

GT500クラスの総合トップはドライコンディションで記録されたNo.36 au TOM’S GR Supraの1分27秒942だったが、ウエットコンディションとなった1日目午後と2日目午前はミシュランタイヤを履くNo.3 CRAFTSPORT MOTUL ZとNo.23 MOTUL AUTECH Zがライバルを1秒近く圧倒するタイムを記録し、同セッションでトップ2を独占した。

ミシュランは昨年の途中から新しい雨用タイヤを用意していたが、実戦で装着する機会がなく、全車が出揃うなかで初めて使用され、そのパフォーマンスを存分に発揮した。

結局、2日間の総合順位では36号車がトップとなり、2番手に23号車、3番手にNo.19 WedsSport ADVAN GR Supraがつけたが、前回の岡山テスト同様に3メーカーとも接戦模様の結果となった。

GT300クラスは2日目の午後に記録されたPACICIC hololive NAC Ferrariの1分36秒142が、2日間総合でトップタイムとなり、2番手にNo.18 UPGARAGE NSX GT3、3番手にNo.88 weibo Primez ランボルギーニ GT3がつけた。

これでSUPER GTのシーズン前テストは終了となり、4月16・17日に岡山国際サーキットで開幕を迎える。

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