(イメージ)《Photo by Carsten Koall/picture alliance via Getty Images/ゲッティイメージズ》

イードは「e燃費」で収集した3月16日のガソリン購入平均価格を発表した。レギュラーは164.8円/リットルで前日比+0.3円、ハイオクは1.3円もあげた。17日からは補助金の増額が反映される見込み。

イードが運営するガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」で集計したデータによると、16日のレギュラーガソリンの全国平均購入実売価格は164.8円/リットル(前日比+0.3円)、ハイオクは176.5円/リットル(前日比+1.5円)、軽油は140.4円/リットル(前日比+0.3円)となった。※集計データが増えることによりe燃費の数値はさかのぼって変動する場合がある。

政府(経済産業省)による「コロナ下における燃料油価格激変緩和対策事業」では、17日から、ガソリン、軽油、灯油、重油1リットルあたり25円の補助金を燃料油元売りに支給する。17.7円から引き上げられ、25円は設定されている補助金の上限だ。

元売事業者・小売業者は17日以降、価格に反映させることになる。ただし実際の小売価格は、補助金に加え、店舗の経営状況や競争条件などにも影響を受ける。店舗の在庫量によっては、小売価格への反映にタイムラグが出る可能性もある。

資源エネルギー庁によると3月14日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は175.2円/リットルで、補助金(当時17.7円/リットル)がなかった場合189.7円/リットルになったと予想しており、14.5円/リットルの抑制効果があったとしている。

なお、購入価格(実売価格)の平均値は、小売価格(看板価格)の平均値より安くなる。これは、消費者がより安い価格を指向するためだ。

最近1か月のレギュラーガソリン価格《イードe燃費しらべ》