(イメージ)《Photo by Stefano Guidi/Getty Images News/ゲッティイメージズ》

経済産業省資源エネルギー庁は3月16日、補助金を上限の25円/リットルにすると発表した。イードe燃費によると15日のガソリン購入平均価格は、レギュラーが164.5円/リットルで前日比−0.2円。ハイオクは変わらず、軽油はやや上昇した。

イードが運営するガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」で集計したデータによると、15日のレギュラーガソリンの全国平均購入実売価格は164.5円/リットル(前日比−0.2円)、ハイオクは174.8円/リットル(前日比変わらず)、軽油は140.1円/リットル(前日比+0.1円)となった。※集計データが増えることによりe燃費の数値はさかのぼって変動する場合がある。

政府(経済産業省)による「コロナ下における燃料油価格激変緩和対策事業」では、17日から、ガソリン、軽油、灯油、重油1リットルあたり25円の補助金を燃料油元売りに支給する。25円は設定されている補助金の上限だ。元売事業者は17日以降、卸価格に反映させることになる。

資源エネルギー庁は補助金がなかった場合、3月21日にレギュラーガソリン価格は197.1円/リットルになると予想している。資源エネルギー庁によると、3月14日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は175.2円/リットルで、14.5円の抑制効果があったとしている。3月10〜16日の補助金は17.7円/リットル。

なお、購入価格(実売価格)の平均値は、小売価格(看板価格)の平均値より安くなる。これは、消費者がより安い価格を指向するためだ。

最近1か月のレギュラーガソリン価格《イードe燃費しらべ》