京浜東北線南行ホームが拡幅される浜松町駅構内。《写真提供 写真AC》

JR東日本東京支社は2月15日、浜松町駅(東京都港区)の京浜東北線南行用ホームの拡幅工事に伴ない、5月21日深夜に東海道線東京〜品川間を運休すると発表した。

この工事は、浜松町駅の橋上化や北口東西自由通路整備の一環として行なわれるもので、5月21日は京浜東北線南行が発着する4番線が線路移設される関係で、22時から終電まで京浜東北線南行が田端〜田町間で山手線外回りの線路を走行。隣接する東海道線は東京〜品川間が運休となる。

これにより、上野東京ラインへの乗り入れる列車は、常磐線列車が上野折返し、東北本線(宇都宮線)・高崎線列車が東京折返しとなる。

翌5月22日は運休区間はないが、京浜東北線は東十条〜蒲田間が通常の7〜9割程度の運行となり、一部の南行列車が東十条折返しに。快速運転は中止となる。5月21日に引続き、京浜東北線南行と山手線外回りの線路共用が行なわれるため、山手線外回りは通常の8〜9割程度の運行となる。

このほか、浜松町駅北側の浜松町架道橋が架け替えられるため、5月22日4〜12時頃は駅北口前の「大門通リ」が車両通行止めとなる。

5月21日22時〜終電の運行計画。4番線が線路移設されるため、隣接する東海道線の東京〜品川間が運休となる。また、関係各線の一部で発着時刻が変更される。《資料提供 東日本旅客鉄道東京支社》 5月22日の運行計画。運休区間はないが、京浜東北線と山手線外回りが減便され、発着時刻の変更が行なわれる。《資料提供 東日本旅客鉄道東京支社》 浜松町駅の橋上化と北口東西自由通路整備のイメージ。《資料提供 東日本旅客鉄道東京支社》 浜松町駅の京浜東北線南行用4番線ホーム拡幅工事の概要。《資料提供 東日本旅客鉄道東京支社》 浜松町架道橋架け替えのため車両通行止めとなる大門通り。《資料提供 東日本旅客鉄道東京支社》