
阪神高速道路は、4月15日から25日まで、3号神戸線(上下)で終日通行止めによるリニューアル工事を実施する。リニューアル工事の期間は4月15日午前4時から25日午前6時までの11日間。3号神戸線 摩耶〜芦屋の上下線約10.3kmを終日通行止めとする。
これに伴い、上り線(大阪方面)の深江出口、摩耶東行入口、魚崎入口および、下り線(神戸・姫路方面)摩耶西行出口、魚崎出口、深江入口、西宮入口は閉鎖となる。
3号神戸線(摩耶〜芦屋)は1970年の開通から50年以上が経過し、老朽化により鉄筋コンクリート床版(RC床版)や鋼床版の劣化が進んでいる。また、2008年に実施した前回のリニューアル工事から10年以上が経過し、舗装の損傷や伸縮継手(橋梁の継ぎ目)の損傷が多く発生しつつある。そこで阪神高速では、3号神戸線(摩耶〜芦屋)を対象として、11日間の終日通行止めによるリニューアル工事を実施する。
リニューアル工事では、経年劣化などによる舗装や伸縮継手の損傷を補修し、安全性・走行性の向上、沿道環境の改善を図る。さらに、床版の長寿命化に向けた高性能床版防水及びSFRC舗装、案内標識のレイアウトの改善やカラー舗装、合流部での安全対策などを実施する。
工事期間中、3号神戸線では朝から夕方にかけて、通行止め区間直近の摩耶東行出口や芦屋出口を先頭とした渋滞が予測される。また一般道も3号神戸線と並走する国道2号や国道43号などでも、迂回車両の増加による渋滞が予測される。
阪神高速では、車の利用を控え、公共交通機関を利用するよう呼びかけるとともに、5号湾岸線や32号新神戸トンネル、国道2号線を利用した工事期間中限定の迂回乗継ルートを設定。迂回ルートを走行した場合も阪神高速を連続で利用した1回の走行として阪神高速における実際の通行距離に応じた料金とする。




















