
三菱自動車は1月31日、2021年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。最終損益は昨年同期の2440億円の赤字から447億円の黒字へと転換した。
第3四半期累計のグローバル販売台数は前年同期比20.7%増の68万7000台。主要マーケットであるアセアンや豪州、北米で販売が好調だった。売上高は同48.6%増の1兆4161億円となった。
営業損益は、販売台数の増加に円安効果も加わり、559億円の黒字(前年同期は867億円の赤字)を確保した。経常利益は611億円(前年同期は929億円の赤字)、純利益は447億円(前年同期は2440億円の赤字)だった。
通期業績見通しについては、売上高は2兆円(前回予測比−100億円)に下方修正。営業利益は700億円(同+100億円)、経常利益は700億円(同+120億円)、純利益は500億円(同+100億円)に上方修正した。
