RS-Cube2.0を使用した物体認識イメージ《写真提供 ZMP》

ZMPは1月20日、物体検知ソフトウエアを搭載したRoboSense社製「RS-Cube 2.0」と3D-LiDARをセットにした物体検知システムの受注を開始した。

自動車の自動運転/ADASや自律移動ロボット等の研究・開発にて、LiDARの活用が重要になっている。ZMPではRoboSense社製の様々なLiDARを販売しているが、物体検知アルゴリズム等は自社で開発する必要があるため、開発リソースの確保などが課題となるケースがある。

新製品はRoboSense社にて開発した物体検知システムで、同社製の16、32、80、128レイヤーのLiDAR、およびRS-LiDAR-M1で活用できる。取得できるデータは歩行者、人、車などの物体認識・識別だけではなく、識別した物体のトラッキングや、走行可能エリアの検出にも対応。車両の自動運転や自律移動ロボット等に関する様々な研究・開発で活用できる。本体は最大32TOPSのピークコンピューティング能力を有し、単独LiDARだけでなく、複数LiDARを使用することも可能だ。

価格(税抜)はRS-LiDAR-16とセット価格で99万8000円。

RS-Cube2.0本体《写真提供 ZMP》