モービルアイ《写真提供 ジャパン・トゥエンティワン》

ジャパン・トゥエンティワン(J21)は12月9日、後付けできる衝突防止補助システム「モービルアイ」を月額定額制のサブスクリプションサービスにて提供する「サブスクME」を開始すると発表した。

モービルアイは、車両のフロントガラスに取り付けたカメラによって、前方車両や歩行者、車線を検知し、衝突の危険が迫るとアイコン表示とビープ音による警報を発する後付け衝突防止補助システム。あらゆる乗用車・商用車に後付けでき、追突や車線逸脱による事故を防ぐことができる。

J21では、モービルアイを販売・サポートすることで、ユーザー企業の交通事故の削減に寄与してきたが、従来の機器販売では、「初期費用を抑えたい」「自社で保有(原価償却・管理)したくない」との声に答えられない場面があった。そこで、こうした顧客ニーズに答える形で、モービルアイを月額定額制で利用できるサブスクリプションサービスの提供を開始する。

新サービスでは、導入にあたっての初期費用はなく、すべてサポート料込み、月額・基本料のみのシンプルな料金体系を採用。導入にあたっては利用したいモービルアイの台数とプランを選択するだけで、全体の費用を算出でき、減価償却や管理の手間も軽減できる。また対象機器として、モービルアイだけでなく、中大型車両向け側方衝突警報システム「モービルアイ・シールドプラス」も設定している。

プラン内容は、モービルアイを単体で利用する「単体プラン」、モービルアイの警報情報を記録する機器連携を行う「連携プラン」、さらに警報情報に基づいた分析レポートを作成・提出する「分析プラン」の3種類を用意。顧客の状況に合わせたプランを選ぶことができる。また、基本契約は2年間だが、顧客ニーズに合わせ、プロジェクト単位など、2年以下の短期間契約にも柔軟に対応する。

提供するプランとサービス内容《写真提供 ジャパン・トゥエンティワン》