ミラノEICMA出品車:カワサキZ650RS《photo by Kawasaki》

カワサキモータースは世界最大規模のモーターサイクルショー、EICMA:ミラノモーターサイクルショー2021に出展予定だ。ひさびさの復帰であり、川崎重工業から分社してから、初めての国際舞台となる。カワサキの明るい未来を来場者に提示する予定だ。

カーボンニュートラルをめざすカワサキは、2025年までに10車種の電動(EVまたはハイブリッド)モーターサイクルをリリース予定だ。代替燃料を用いたオフロード四輪車も5車種を用意する。これらの近未来計画はすでに発表済みだが、EICMAが国際的にアナウンスする機会となる。

EICMAのカワサキスタンドには2022年モデルが並ぶ。最新のレトロスポーツ、中量級の『Z650RS』には3種類のカラースキームが用意される。スタンドの一画は“Zフェス”となり、『Z900SE』、『Z900RS SE“イエローボール”』、『Z900』といった新型車が出品される。そしてすでに発表済みのモデルに加えて、重要な世界初公開モデルを1車種以上用意した、とカワサキでは予告している。

カワサキモータースの伊藤浩社長は「カワサキのファンには、EICMAで新型車を触って感じられる機会を、たいへん長い時間お待たせした。出品される新型車によって、その辛抱は報われると思う。ファンtoライドなモーターサイクルをお約束する」とコメントしている。

カワサキがミラノEICMAに出展(イメージ)《photo by Kawasaki》 ミラノEICMA出品車:カワサキZ900SE《photo by Kawasaki》 ミラノEICMA出品車:カワサキZ900SE“イエローボール”《photo by Kawasaki》 ミラノEICMA出品車:カワサキZ900《photo by Kawasaki》 カワサキモータースの伊藤浩社長と“リバーマーク”《photo by Kawasaki》 カワサキがミラノEICMAに出展(イメージ)《photo by Kawasaki》