アストンマーティン・ヴァンテージ《photo by Aston Martin》

アストンマーティン(Aston Martin)は11月4日、2021年1〜9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、1〜9月期の売上高は7億3640万ポンド(約1130億円)だった。前年同期の2億7000万ポンドに対して、およそ2.7倍と回復を果たした。

一方、1〜9月期の最終損益は、6820万ポンド(約105億円)の赤字だった。前年同期の2億2910万ポンドの赤字から、赤字幅が縮小している。

前年同期は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大により、新車販売が減少した。今期は新車販売が回復傾向にあり、赤字の縮小につながった。

アストンマーティンのローレンス・ストロール会長は、「2021年1〜9月は、準備した基盤の上に成功を築いた。20億ポンドの売上高と5億ポンドの調整後のEBITDAを達成する中期目標の実現に向けて、順調に歩んでいる」と述べている。

アストンマーティン DB11《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》