ボルボカーズ(Volvo Cars)は10月19日、EVのボルボ『XC40リチャージ』に、航続の延長を支援する車載アプリ「レンジアシスタント」を、無線ソフト更新でインストールすると発表した。
グーグルの「Android」搭載のインフォテインメントシステムに組み込まれたこのアプリを利用すると、XC40リチャージのドライバーは、予測される航続とリアルタイムのエネルギー消費量を明確かつ正確に知ることができる。また、航続に影響を与える要素を理解するのにも役立つという。
アプリの「レンジオプティマイザー」機能は、航続を延ばすために、空調システムを自動的に調整する。これは、充電ステーションに立ち寄る機会を少なくすることにつながり、長距離走行でとくに役立つという。
また、最新の無線ソフトウェアアップデートでは、安全システムのさらなる改善、寒冷時のバッテリー航続への影響に関する新たな情報提供、さまざまなバグ修正が行われる予定だ。
このアプリは、XC40リチャージでは、最新の無線ソフトウェアアップデートを通じて利用できる。EV専用車の『C40リチャージ』では、工場での生産段階でインストールされる、としている。
ボルボ XC40 のEV、航続延長を支援する車載アプリをインストールへ
2021年10月21日(木) 17時00分
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