パイオニア TS-C1730S II《写真提供 パイオニア》

パイオニアはカスタムフィットスピーカーのミドルレンジ「Cシリーズ」5機種とチューンアップトゥイーター2機種を11月より発売する。

カスタムフィットスピーカー Cシリーズのラインアップは、セパレートモデルが17cmの「TS-C1730S II(2.9cmトゥイーター)」「TS-C1736S II(4cmトゥイーター)」、16cmの「TS-C1730S II」、コアキシャルは17cmの「TS-C1730 II」、16cmの「TS-C1730 II」の5機種を用意。チューンアップトゥイーターは2.9cmの「TS-T730 II」と4cmの「TS-T736 II」をラインアップする。

Cシリーズは、低歪みと指向性に優れた「Open&Smooth」コンセプトを踏襲し、トゥイーターで中域まで再生することで車内での中域の減衰や乱れを解消。充実した中域再生により、目の前で演奏しているような臨場感が得られる。また、情報量豊かなハイレゾ音源をより解像度高く表現するため、パーツ素材の厳選や構造の見直しを行い、振動板や磁気回路を設計。あらゆる音源でクラスを超えた音楽再生を実現し、優れた空間描写力で鮮やかな臨場感を実現する。

トゥイーター部には、広帯域にわたる低歪み化と64kHzまで(TS-S1736S IIは65kHz)の超高域再生を実現する「2.9cmバランスドドームダイアフラム」(TS-S1736S IIは4cm)や、振動板への伝達ロスが少ない「頂点駆動方式」などを採用し、中域から高域まで音像定位に優れた明瞭な音を再生。ウーファー部には、音量の変化に強い素材を採用した「コルゲーションエッジ」、より正確な反応を実現する2層構造「アラミドファイバーコーン」、高い磁束を獲得する「高性能磁気回路」、不要共振を徹底排除する高剛性の「アルミダイキャストフレーム」などを採用し、大音量時にも質感の高い充実したサウンドを実現する。

TS-C1730SC/1630Sは、ウーファー用に大型コイル、トゥイーター用に音響用フィルムコンデンサなど厳選した音響用パーツを採用した高品位タイプのクロスオーバーネットワークを同梱。TS-C1736S II/C1730 II/C1630は、取付性を考慮した省スペースタイプのインライン構造を採用し、スペースの少ないドアやコンソールの内部でもスムーズに取り付けらる。

市場想定価格(税別)はセパレートモデルが3万4000円前後、コアキシャルモデルが2万3000円前後。

チューンアップトゥイーターは、指向性に優れ、広帯域にわたり低歪み化と64kHzまで(TST736 IIは65kHzまで)の超高域再生が可能な2.9cmバランスドドームダイアフラム(TST736 IIは4cm)と、振動板への伝達ロスが少ない頂点駆動方式を採用。クリアな高域再生を実現する。

高品位ハイパスフィルターを採用したクロスオーバーネットワークにより、純正スピーカーなどから簡単にシステムアップ可能。また、ダッシュボードに取り付けた後でもトゥイーターの角度を変えられるロータリー機構を採用(TS-T730 II)し、中高域の指向性を制御し、より自然な音場を再現できる。

市場想定価格(税別)はTS-T730 IIが1万2000円前後、TS-T736 IIが1万5000円前後。

パイオニア TS-C1736S II《写真提供 パイオニア》 パイオニア TS-C1630S II《写真提供 パイオニア》 パイオニア TS-C1630 II《写真提供 パイオニア》 パイオニア TS-C1730 II《写真提供 パイオニア》 パイオニア TS-T730 II《写真提供 パイオニア》 パイオニア TS-T736 II《写真提供 パイオニア》