ボルボの自動運転トラックのプロトタイプ《photo by Volvo》

ボルボグループ(Volvo Group)は9月28日、自動運転トラックのプロトタイプを米国で発表した。

この自動運転トラックのプロトタイプは、オーロラとの提携の成果になるものだ。米国の高速道路を自動運転できるトラックを共同開発するというパートナーシップにおける次のマイルストーンになるという。

オーロラは2017年、米国に設立された。シリコンバレーを拠点に、自動運転技術の開発を手がけており、ソフトウェア、ハードウェア、データサービスを統合して、乗用車、小型商用車、大型トラックの自動運転を可能にするプラットフォーム、「オーロラドライバー」を開発している。

自動運転トラックのプロトタイプには、ボルボトラックの主力製品のひとつ、長距離輸送向けの「VNL」モデルに、オーロラドライバーを組み込んだ。今後、北米の高速道路において、走行テストを行う計画だ。

なお、ボルボグループは、今回の発表は北米で完全自動運転トラックを発売するための重要なステップ、としている。

ボルボの自動運転トラックのプロトタイプ《photo by Volvo》 ボルボの自動運転トラックのプロトタイプ《photo by Volvo》