フェラーリ F8 スパイダー《photo by Ferrari》

フェラーリ(Ferrari)は8月2日、2021年上半期(1〜6月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は5456台。前年同期比は32%増とプラスに転じた。

市場別の上半期の販売実績では、欧州や中東、アフリカが、前年同期比26%増の2796台と増加に転じた。南北アメリカは、前年同期比24%増の1404台と、回復している。

中国(香港と台湾を含む)は、前年同期のおよそ5.8倍の360台と、2年ぶりに増加した。中国を除いたアジア太平洋地域は、前年同期比26%増の896台と回復。このうち、日本は566台を販売し、前年同期比は3.3%増と、2019年から3年連続で前年実績を上回った。

上半期の車種別の販売実績では、『F8』シリーズなどV型8気筒エンジンを搭載するモデルがおよそ8割を占めた。『812 GTS』などのV型12気筒エンジン搭載車は、およそ2割を占めている。

フェラーリの2020年の世界新車販売(出荷ベース)は9119台。前年比は10%減と減少に転じている。

フェラーリ 812 GTS《photo by Ferrari》 フェラーリ SF90 ストラダーレ《photo by Ferrari》