マセラティ Fトリブート《写真提供 マセラティ ジャパン》

マセラティジャパンは、往年のレーサー、ファン・マヌエル・ファンジオがドライブした『250F』の功績を記念する特別限定車『Fトリブート』を『ギブリ』および『レヴァンテ』に設定し、8月2日より先行予約開始した。

1926年4月25日に開催されたイタリアの公道レース「タルガフローリオ」で、マセラティ初のレーシングカー『ティーポ26』が、『アルフィエリ・マセラティ』とともに1500ccクラスで優勝を獲得。そして1954年1月17日、ファンジオがドライブする250FでマセラティはF1デビューを果たし、世界のモータースポーツの頂点に立った。

2021年上海モーターショー、マセラティはブランドの競争の歴史とレースの世界とのつながりからインスピレーションを得たFトリブートを発表。Fトリブートの名は250”F”の功績を称えるとともに、ファンジオ(”F”angio)へ捧げる特別なモデルとして付けられた。

今回発売する限定車は、各パーツをダークカラーで仕上げた「ネリッシモパッケージ」にイエローのアクセントを加え、モータースポーツを体現する「ロッソ・トリブート(レッド)」とモデナを象徴する「アズーロ・トリブート(ブルー)」のエクステリア専用色をラインアップ。内装はピエノフィオーレレザーにエクステリアカラーに併せて、アクセントとしてレッドもしくはイエローの専用ステッチを施している。このほか、グロスブラックの専用トリブートロゴをフェンダーやCピラーに採用。希少価値の高い特別なモデルとなっている。

ベース車両はギブリとレヴァンテ(いずれも右ハンドル)。限定数は各14台(各色7台)。価格はギブリが1528万円、レヴァンテが1713万円。

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