マツダCX-5北米仕様《photo by Mazda》

マツダは7月30日、2021年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。北米市場などが好調で、最終利益114億円を確保した。

第1四半期期間のグローバル販売台数は、前年同期比44.6%増の35万3000台。2019年4〜6月期と同水準まで回復した。マツダでは、半導体供給不足の中、週次でのモニターを強化し、販売・収益最大化に向け生産/販売/在庫を調整。北米など販売好調な市場を優先した商品供給、米国では無駄のない在庫調整で、販売台数を伸ばした。

市場別内訳は、国内が同7.3%増の2万8000台、北米は同69.8%増の13万8000台、欧州が同97.3%増の5万5000台、中国は同23.0%減の4万7000台。その他地域は同77.2%増の8万6000台だった。

販売台数増加などにより、売上高は同113.3%増の8034億円、営業利益は261億円(前年同期は453億円の損失)となった。経常利益は265億円(同418億円の損失)、四半期利益は114億円(同667億円の損失)となった。

今期の連結業績見通しは、売上高3兆4000億円(前期比18.0%増)、営業利益650億円(同637.0%増)、経常利益550億円(同94.7%増)、純利益350億円(同317億円の損失)。またグローバル販売台数は前期比9.5%増の141万台とした。

マツダCX-30《写真提供 マツダ》