日野プロフィア《photo by HINO》

日野自動車は7月29日、2021年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。アジア・中南米での販売回復などにより、営業利益162億円を確保した。

国内売上台数はコロナ禍の中、感染防止策を徹底して販売活動を行った結果、トラック・バス総合計で前年同期比1.0%増の1万3600台、海外売上台数は、アジア・中南米地域等での販売が好調で、同58.2%増の2万3000台。日野ブランド事業のトラック・バスの総売上台数は同30.7%増の3万6600台だった。また、トヨタ向け車両台数は、主にSUVの台数が増加した結果、総売上台数は同114.6%増の3万5500台となった。

これらにより、売上高は3435億円、営業利益162億円、経常利益157億円、純利益は63億円となった。なお、会計基準の変更により、増減率は発表されていない。

通期連結業績予想については、売上高1兆3300億円、営業利益470億円、経常利益420億円、純利益110億円とした前回予測を据え置いた。

グローバル販売台数《図版提供 日野自動車》