自動運転AIチャレンジのシミュレーターのイメージ《画像提供 自動車技術会》

自動車技術会は7月6日、2021年11月〜12月にオンラインで第3回自動運転AIチャレンジを開催すると発表した。

大会は、CASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)、MaaS(モビリティアズアサービス)などの新たな技術領域で、これからの自動車業界を牽引するAI(人工知能)技術者を発掘・育成するための取り組みとして2019年から実施している。

3回目となる今大会は、オンライン環境における自動運転車のシミュレーション競技として実施する。競技は「Autoware」で利用可能なシミュレータをベースに構築されたシナリオに対し、ローカルでコードを生成、シミュレーション評価を繰り返しながら安全でスムーズな走行を競うもの。競技内容は第2回大会と同様だが、予選なしとなる。

コンピューターサイエンス、AI、ソフトウェアや情報処理に関わる技術者・研究者・学生にチャレンジの場を提供する。また、参加者に対して学習機会の提供として自動運転ソフトウェア、シミュレータのチュートリアル(講習会)を事前に提供する予定。