新型テレスコ式土砂ダンプトレーラ(GVW36t)《写真提供 極東開発工業》

極東開発工業は、積載量向上と輸送経済性の確保を両立した新型『テレスコ式土砂ダンプトレーラ(GVW36t)」を開発し、5月31日より発売する。

新機種はテレスコ式シリンダを採用することで、ダンプ機構の軽量化と重量バランスの最適化を実現。高い積載性による大量輸送を可能にした。

ボデー材質には、硬度と靭性に優れた耐摩耗鋼板「HARDOX」を使用し、さらに曲げ構造のボデー形状とした。これにより、強度を保ちながらもスチフナ(補強柱)レスとするなど補強を減らし、大幅な軽量化を可能としたほか、美観に溶け込むすっきりかつシンプルなデザインも併せて実現した。

また、足回りにはエアサスペンションとリフトアクスルを採用。3軸のうち前2軸のリフトアップによる片路空荷輸送時の1軸走行で、高速料金のコスト軽減や、タイヤの摩耗減少によるランニングコスト低減を可能とする。

価格(税抜、トラクタ別)は1715万円。

テレスコ式シリンダ《写真提供 極東開発工業》 曲げ構造ボデー《写真提供 極東開発工業》 エアサスペンション・リフトアクスル《写真提供 極東開発工業》