ホンダは5月27日、航空機事業子会社ホンダエアクラフト カンパニーが小型ビジネスジェット機『ホンダジェット』にアップグレードした「エリートS」を追加すると発表した。
エリートSは高度な解析と各種試験を重ね、改良を施したことで、運用性能を拡充、操縦性も向上した。機体の最大離陸重量を200ポンド(約91kg)増加し、より多くの荷物を搭載可能となった。または燃料搭載量を増やし航続距離を最大120ノーティカルマイル(約222km)伸ばすことが可能となった。
アビオニクスシステムのアップグレードとして無線通信をテキストメッセージで行うFAA Data CommとACARSとパイロットの地上操縦時の負荷を軽減するASASシステムを導入した。パイロットの負荷を軽減するほか、機体運用の安全性を向上も図った。
外観デザインはガンメタル、ラックスゴールド、ディープシーブルーの3色の新しいカラーデザインを追加設定。エリートSのロゴは、赤のS字を追加する。エクステリアカラーの選択に応じて色をカスタマイズすることも可能。
ホンダジェット『エリートS』を発表…航続を222km延長
2021年05月29日(土) 07時15分
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