小型・高性能アンテナ「AN01シリーズ」(イメージ)《写真提供 日本航空電子工業》

日本航空電子工業(JAE)は、5月26日に開幕した「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」に出展、次世代アンテナモジュールなどを紹介している。

JAEブースでは、新たに事業を開始した小型・高性能アンテナ「AN01シリーズ」を紹介する。同シリーズは、表面実装タイプのアンテナで、車載向けと一般用途向けに2.4GHz帯と5GHz帯、および一般用途向けに920MHz帯の製品をラインアップ。基板パターンの追加により、ローカル5GやプライベートLTEなどの周波数帯にも対応する。

静電タッチパネルでは、フレームレスによる自由なデザインを実現する「メタルメッシュ技術」や、使いやすさの向上を実現する「光学設計技術」、環境にやさしいモノ作りを実現する「印刷技術」によりUI/UXを向上させる新たなソリューションを提案する。

また、近い将来実用化が期待される「空飛ぶクルマ」に向けた製品も紹介。高い飛行安定性を実現する「フライトコントローラー」やFOGレベルの高性能・小型MEMS-IMUなどを展示する。

JAEでは出展にあわせて自社webサイト内に特設サイト「JAE Automotive Solutions」をオープン。自動車技術の進化に貢献するJAEの製品・技術を紹介している。

静電タッチパネル(イメージ)《写真提供 日本航空電子工業》