アウディ Q8《photo by Audi》

アウディ(Audi)は5月7日、2021年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は46万2828台。前年同期比は31.1%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。

市場別では、欧州が減少傾向にある。第1四半期は15万5325台にとどまり、前年同期比は6.1%減。このうち地元ドイツは、24.5%減の4万7523台だった。

ドイツに続いたのは英国。ただし、前年同期比4.1%減の2万9422台と、引き続き減少する。イタリアは前年同期比31.9%増の1万6396台と回復。フランスも、26.4%増の1万1592台とプラスに転じた。スペインは19.8%減の8403台と、3年連続のマイナスだ。

中国(香港を含む)は第1四半期、20万7386台を販売。前年同期比は83%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。米国は第1四半期、5万4840台を販売。前年同期比は32.6%増と、回復を果たした。

日本では第1四半期、6262台を売り上げた。前年同期比は10.8%増と、2桁増を達成している。

車種別の第1四半期の販売実績では、中国と米国で『Q7』、『Q8』、『A6』、EVの『e-tron』が好調。欧州では『Q3』の販売が伸びている。

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