フェラーリ F8トリブート《photo by Ferrari》

フェラーリ(Ferrari)は5月4日、2021年第1四半期(1〜3月)決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は10億1100万ユーロ(約1326億円)。前年同期の9億3200万ユーロに対して、8.5%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

また、第1四半期の純利益は、2億0600万ユーロ(約270億円)。前年同期の1億6600万ユーロに対して、24%増と回復している。

売上高の10億1100万ユーロのうち、本業の自動車および補修パーツの売上高は、8億5500万ユーロ。前年同期比は、8.5%増とプラスを維持した。ブランドライセンス事業の売上高は、9100万ユーロ。前年同期比は2.2%増とプラスに転じている。

フェラーリ取締役会のジョン・エルカーン会長は、「2021年、力強いスタートを切った。2021年通期(1〜12月) の業績見通しも明るい。これは、フェラーリのビジネスモデルの回復力と従業員の並外れた能力の証」と述べている。

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