ユピテル SUPER CAT LS710《写真提供 ユピテル》

ユピテルは、3.6インチ液晶搭載のセパレート型レーザー&レーダー探知機「SUPER CAT LS710」(特定カー量販店モデル)の販売を開始した。

LS710は4月12日に発表した指定店モデル「Z210L」と同タイプの特定カー量販店向けモデルとなる。一般的に採用されているアンプIC(汎用品)では増幅できない微弱なレーザー光に対応する「専用高利得アンプIC」を搭載。従来モデルと比較してレーザー探知性能を約40%アップすることで、取締レーザー光をいち早く通知する。また、従来のレーダー波とは異なる新Kバンドを使用している新型レーダー式移動オービスにも受信対応する。

新製品は誤警報対策も万全。レーザー光については、SUPER CATは独自のフィルタと判定システムの採用で「超広範囲」「長距離」「高精度」の並立を実現する。レーダー波については、自動ドアなどの誤警報に対し、自動で識別・登録。わずらわしい手動設定不要で、次回以降は警報を行わない。

公開取締情報や、速度取締り指針の情報は、日付・時間・場所に合わせてリアルタイムに警報。テロップ表示の他、取締路線が公開されている場合、その路線を点滅して通知する。また、近年増加する逆走事故の危険を避けるため、逆走しやすいポイントを事前に知らせ、安全運転をサポートする。

測位エンジンは、全球測位衛星システムの高速かつ高精度測位を実現するu-blox社製を搭載。84基の受信衛星に対応し、安定した測位を実現する。

本体サイズは幅106×高さ60×奥行12mm。ユピテル直販参考価格は3万9600円。

ユピテル SUPER CAT LS710《写真提供 ユピテル》 ユピテル SUPER CAT LS710《写真提供 ユピテル》