リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》

リマックアウトモビリ(Rimac Automobili)は4月12日、クロアチア本国に電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設を建設すると発表した。2023年までに完成する予定だ。

リマックアウトモビリは2009年、クロアチアに設立された。創業者のメイト・リマック氏がCEOを務める。現在、2021年に発売予定のEVハイパーカーのリマック『C_Two』の開発を進めている。

リマックアウトモビリ社には、ポルシェや韓国のヒュンダイ・キアグループが出資している。中でもポルシェは2018年6月、リマックアウトモビリに出資し、同社の10%の株式を取得した。そして2019年秋には、出資比率を15%に引き上げた。リマックアウトモビリは、高電圧バッテリー技術と電動パワートレインに関するノウハウを持っており、ポルシェは同社の技術を、『タイカン』に続く電動モデルの開発に役立てる。ポルシェは2021年3月、リマックアウトモビリ社への出資比率を、現在の15%から24%に引き上げると発表した。

リマックアウトモビリは、クロアチアに電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設を建設する。この複合施設には、敷地内にテストコース、宿泊施設、博物館などが設けられる予定だ。

また、新しい複合施設は、世界的な研究開発と生産の中核拠点となる。プロトタイプや少量生産プロジェクトから、グローバル自動車メーカー向けの高性能電動パワートレイン&バッテリーシステムの量産までが可能になるという。

なお、リマックアウトモビリは、この複合施設の完成イメージ映像を、公式サイトで公開している。

リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》 リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》 リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》 リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》 リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》 リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》 リマックアウトモビリの電動化技術の研究開発などを目的とした複合施設の完成イメージ《photo by Rimac Automobili》