EV・HEV用高速深溝玉軸受《写真提供 NTN》

NTNは、4月19日から28日まで開催される上海モーターショー2021に出展、電動車両の開発が加速する中国自動車市場に向け、電動化や低燃費化、高効率化に貢献する商品を幅広く紹介する。

NTNブースでは、電動化に対応する商品として、優れた高速回転性能によりモータの小型・軽量化に貢献するEV・HEV用高速深溝玉軸受や、減速機向け軸受として低トルクと長寿命を両立した「超低フリクションシール付玉軸受」など、近年、同社が量産拡大している商品を展示。このほか、世界最高水準の低昇温性・低トルク性でデファレンシャルギヤの効率化に貢献する「低昇温・低トルク円すいころ軸受」など、新商品を含むさまざまな商品を展示する。

同社が高い世界シェアを誇るハブベアリングとドライブシャフトでは、回転フリクションを従来品から62%低減した「低フリクションハブベアリングIII」や、世界最高水準の小型・軽量化を実現したプロペラシャフト用しゅう動式等速ジョイント「HEDJ-P」、後輪駆動車に最適な「リヤ用軽量ドライブシャフト」などの高機能商品を紹介する。

ブースでは、同社商品を適用したトランスミッションや二輪車のエンジンのモデルを設置し、商品の使用箇所や役割などを詳しく紹介する。

NTN トランスミッション用超低フリクションシール付玉軸受《写真提供 NTN》 低昇温・低トルク円すいころ軸受《写真提供 NTN》