ウィラーエクスプレスの客貨混載のイメージ《写真提供 センコー》

物流サービス会社のセンコーは4月12日、WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)が運行する高速バスの荷物スペースを使って、小ロットの荷物を低コストで運ぶ東名阪の「貨客混載」幹線輸送を開始したと発表した。

今回開始する貨客混載に使用する便は東京(江東区)〜大阪(堺市)、東京(江東区)〜名古屋(港区)、名古屋(港区)〜大阪(堺市)を結ぶ 3路線、1日約50便。

貨客混載で運べる荷物は1台当たり350kg未満で、バスの出発地までの集荷と、到着後の配送はセンコーが集配を手配する。バスの荷物スペースを有効活用することで東京〜大阪の場合、1件1万8000〜4万3000円とトラックに比べ低価格で利用できる。

今後、サービスの状況も踏まえてウィラーエクスプレスが持つ高速バスネットワークをさらに活用し、希望時間帯・輸送量へ柔軟に対応する小ロット荷物のスピード輸送サービスとして拡充を検討する。