デンソー ブースイメージ《写真提供 デンソー》

デンソーは、4月21日から28日まで開催される「上海モーターショー2021」に出展。「環境」「安心」分野の各種製品・技術を紹介する。

デンソーは、昨年より「環境」「安心」分野での成長戦略の立案・実行と、環境変化に左右されない「引き締まった強靭な企業体質への転換」を同時に推進する変革プラン「リボーン21」を推進。環境分野では2035年までに二酸化炭素(CO2)排出を実質的にゼロにするカーボンニュートラルを、安心分野では交通事故のない安全な社会と快適で自由な移動の実現を目指している。

今回のモーターショーでは、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの全体像を示した上で、モビリティの電動化関連技術・製品を展示するとともに、交通事故ゼロを目指した取り組みとして信頼性の高い安全技術・製品を展示し、中国をはじめ世界各国が抱える社会課題解決に貢献するデンソーの技術力を紹介する。

環境分野では、デンソーが描くカーボンニュートラル社会と、その実現に向けた取り組みを「モノづくり」、「モビリティ製品」、「エネルギー利用」の3つの観点から説明。電気自動車(EV)の航続距離延長や充電時間短縮などに貢献する「エネルギーマネジメントシステム」や電動化に欠かせないコア技術を共通化した「エレックスコア」、燃料電池自動車(FCEV)システム関連製品など、特に「モビリティ製品」分野におけるデンソーの技術・製品を紹介する。

安心分野では、渋滞の緩和や死角による衝突の防止に貢献する「V2X(車車間通信/路車間通信)」や、エンジンを診断して故障を予知する「車両故障診断サービス」、車両の安全性能向上に貢献する画像センサーおよびミリ波レーダーのパッケージ「GSP2」など、交通事故のない安全な社会と、快適で自由な移動を実現するための技術・製品を紹介する。