マセラティ MC20《photo by Maserati》

マセラティは3月31日、新型スーパーカーの『MC20』(Maserati MC20)が、「2021年レッドドット賞」のプロダクトデザイン部門において、最上位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞した、と発表した。

レッドドット賞は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する約60年の歴史を持つデザイン賞だ。世界各国から応募された自動車など約50の幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインにレッドドット賞が贈られる。

中でも、ベスト・オブ・ザ・ベスト賞は、レッドドット賞のプロダクトデザイン部門における最高の賞だ。とくに優れている工業製品に贈られる賞となる。

この2021年レッドドット賞のプロダクトデザイン部門において、マセラティMC20が最上位のベスト・オブ・ザ・ベスト賞を受賞した。MC20は、イタリア・トリノのマセラティ デザイン・センターがデザインした。エアロダイナミクスを追求した独特のラインを持つ。中でもバタフライドアは、人間工学に基づいて設計されており、キャビンへの最適なアクセスを可能にしているという。

MC20のミッドシップには、新開発の3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。「ネットゥーノ(Nettuno)」と命名された新エンジンは、最大出力630ps/7500rpm、最大トルク74.4kgm/3000〜5500rpmを引き出す。0〜100km/h加速2.9秒以下、最高速325km/h以上の性能を可能にしている。

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