J-netレンタリースは、同社が運営するJネットレンタカーの無人化に向けての実証実験に、イードとジゴワッツが共同開発した「バーチャルキー」を採用した。
バーチャルキーは、クルマの鍵をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステム。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバとスマートフォンアプリおよび専用車載器により構成。自動車の鍵の解錠・施錠だけでなく、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作も行うことができる。
このバーチャルキーは、スマートバリューが運営するモビリティのサービス化プラットフォーム「Kuruma Base」に実装されている。今回、スマートバリューとJ-netレンタリースは業務提携契約を締結し、Kuruma Baseを活用したJネットレンタカーの無人化に向けた実証実験を実施。Jネットレンタカーの一部車両にてKuruma Baseを活用することで、非対面・非接触での貸出・返却を実現する。
今後はJネットレンタカーの直営店舗、フランチャイズ店舗、総台数2万台への適用も見据え、運用体制の効率化、顧客サービスの向上についての検証を行う。
Jネットレンタカー、「バーチャルキー」による無人化に向けた実証実験開始
2021年03月12日(金) 13時30分