台紙(上)は表紙にみなみ寄居駅舎の写真を使用。中面(下)では東上線・越生線各駅の開業日を年表形式で紹介。《画像提供 東武鉄道》

東武鉄道(東武)は3月5日、東武東上線全駅の乗車券セットを3月13日から発売すると発表した。

これは埼玉県寄居町のホンダ埼玉製作所完成車工場(寄居工場)最寄りの東上線みなみ寄居<ホンダ寄居前>駅が、3月13日に本設置化されることを記念したもの。

東上本線・越生線各駅から150円区間の大人片道乗車券46枚がセットになっており、発売額は税込6900円。4月12日まで池袋・下板橋・大山・上板橋・成増・和光市・朝霞台・志木・ふじみ野・川越・川越市・若葉・坂戸・東松山・森林公園・小川町・武州長瀬の各駅で計300セットが発売されるが、売切れ次第発売終了となる。1人2セットまで購入できる。

2020年10月に開業した、みなみ寄居<ホンダ寄居前>駅は当初、下りが東武竹沢まで、上りが男衾(おぶすま)までの運賃で利用できる運賃特例が適用されていたが、本設置化により廃止となり、実際の運賃が必要になる。

3月13日からの、みなみ寄居駅までの運賃扱い方。《写真提供 東武鉄道》