山本悠太さんのトヨタ86

K-oneレーシングの鮮やかなクルマを駆っていらっしゃるドライバー、山本悠太さん。華やかな雰囲気をまとっていらっしゃる上にとっても速いので、目を惹くドライバーさんなのです〜。

◆18歳でダートトライアル開始、その後はラリーも

そんな山本さんがモータースポーツに興味を持たれたきっかけは「両親がダートトライアル選手だったこともあり、物心ついた時からモータースポーツが好きで、特にWRCが大好きでした」とのこと。

よくクルマ好きになったのは、お父さんがクルマが好きで〜というようなお話は聞きますけれど、ご両親がダートトライアルの選手だったとは、もう血筋ですね!素晴らしい。

そんな山本さんがモータースポーツを始められたのは18歳の頃。「免許取得と同時にダートトライアルを開始、三菱CJ4Aミラージュで始めました」とのこと。最初はご両親と同じく、ダートトライアルだったんですね。

なので、まずはダートトライアル「2009、2012中部選手権チャンピオン」「2013、2014全日本選手権チャンピオン(歴代最年少記録)」から経歴スタート。ベテラン勢が多いダートトライアルの中で、初めて数年で全日本選手権のチャンピオンを獲れるというのは、ものすごい実力!血筋ですよね〜。スゴイ!

そして、その後はラリーも始められます。「2016TGRラリーチャレンジチャンピオン」「2017、2018全日本選手権シリーズ2位」「2019全日本選手権チャンピオン」ってスゴイ!ラリーに転向してすぐにこの戦績ですもの。素晴らしい才能です。うらやましい限り。

◆「普段は普通の会社員」が世界に!

実は山本さんは「2015 TOYOTA Gazoo Racingラリードライバーオーディション」の1次選考を通過されて、TGRラリーから始められたんですね。そしてきっちり結果を残されて、ステップアップされても結果を残されているので、もう素晴らしいとしか言いようがないくらいですが、この先は海外のラリーにもチャレンジしていきたいと思っていらっしゃるんだとか。きっと山本さんなら海外ラリーでも、すぐに素晴らしい成績を残されることと思います。

「普段は普通の会社員です。品質に関わる仕事をしています」ということなので、お仕事との兼ね合いが大変だと思うのですが、そんな中でのこの成績ですから本当に本当に!海外ラリーでもご活躍されるのを期待していますよ〜。

◆新型ヤリスGR4でチャレンジ

ちなみにモータースポーツ以外のご趣味をお伺いしたところ「淡水魚が好きで、自宅でメダカやどじょう、カニ、エビetc…の飼育をして癒されています」とのこと。泳ぐ姿を見てると癒されるんですよね。特に小さい生き物たち。クラゲとかハコフグの小さいのもカワイイ。最近メダカは特に流行ってますもんね〜。思わず、山形のクラゲ水族館に行った時のことを思い出してしまいました(笑)。癒しって大切です。

さて、2021年も、引き続き「K-oneRacingTeam」よりシリーズ参戦なさるとのこと。マシンは新型のヤリスGR4。引き続き華やかなSammyカラーをまとい、JN1クラスへチャレンジされるそうです〜。頑張ってくださいね〜!



「山本悠太さんにとってラリーとは」
自分の人生に欠かせないもの。苦しいことや辛いことも多くありますが、勝ったときの嬉しさ、人との出逢いや繋がりなど、それを超えるたくさんの幸せなことが待っているので、体力の続く限りラリードライバーでいたいと思います。

「山本悠太さんからのメッセージ」
コロナ禍で様々な制約が出ている状況ですが、その限られた中で私たちも全力で頑張りますので、苦しい今を一緒に乗り切りましょう!

山本悠太さん