カワサキ KLR650《画像提供 川崎重工業》

川崎重工は1月27日、デュアルパーパスモデル『KLR650』を13年ぶりにモデルチェンジし、2021年初夏以降、導入国で順次発売する。

KLR650はトルクフルな652cc水冷4サイクル単気筒エンジンを搭載。1987年の発売以来、オフロード走行から市街地走行まで幅広いシーンで楽しめるデュアルパーパスモデルとして北米市場を中心に人気を博している。

今回のモデルチェンジではフューエルインジェクションを採用し、燃費性能を向上させるとともに、冷間時や高地でも高い始動性を実現している。また、長距離走行をより快適にするため、タンク容量を23リットルに増加、振動低減のためにハンドルバーをはじめとする各部のラバーマウント化、よりリラックスしたライディングポジションへの変更、荷台の積載性向上に加え、風防性能を高めたウインドシールド、LEDヘッドライトなどの改良を随所に施している。さらに、多彩な電装アクセサリーに対応する発電容量の大きなジェネレータを採用。ABS搭載モデルのほか、パニアケース、フォグランプなどを標準装備した『KLR650アドベンチャー」、トップケースなどを装備した『KLR650トラベラー』などのバリエーションモデルも発売する。

カワサキ KLR650 アドベンチャー《画像提供 川崎重工業》 カワサキ KLR650 トラベラー《画像提供 川崎重工業》