FCAの車載コネクティビティ「Uconnect」システム《photo by FCA》

FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)は1月15日、自動車メーカーとして初めて、アマゾン(Amazon)の「アレクサ・カスタム・アシスタント」(Alexa Custom Assistant)を米国向けモデルに車載化すると発表した。

アレクサ・カスタム・アシスタントは、アマゾンの音声アシスタント「アレクサ」(Alexa)のウェイクワード、音声、機能などを、企業が独自にカスタマイズできるのが特長。FCAの場合、傘下のフィアットやジープなどの各ブランドの個性と顧客のニーズに合わせて、アレクサのウェイクワード、音声、機能などをカスタマイズする。

アレクサ・カスタム・アシスタントは、FCA各車の車載コネクティビティの「Uconnect」システムに導入される。これにより、FCA各車のインテリジェントな音声体験を、スピーディかつ簡単に作成できるようになるという。

アレクサ・カスタム・アシスタントは、高度な人工知能(AI)を使用して、乗員の意図を判断する。天気、スマートホームコントロール、音楽などで、乗員を支援していく。

なおFCAは、アレクサ・カスタム・アシスタントを将来のモデルに組み込む準備を、すでに開始している、としている。

FCAの車載コネクティビティ「Uconnect」システム《photo by FCA》 FCAの車載コネクティビティ「Uconnect」システム《photo by FCA》