都営地下鉄大江戸線、都庁前駅(2月26日)《Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images News/ゲッティイメージズ》

東京都は、都営地下鉄大江戸線・清澄乗務区所属職員が新型コロナウイルスに感染した影響により、大江戸線の減便を決定した。12月27日から通常の7割程度の本数で運行する。

清澄乗務区では12月15日から25日までに、運転業務に従事する職員計15名の新型コロナウイルス感染したことが発表されている。

そのため大江戸線では、12月27日から2021年1月11日までをめどに、通常の7割程度の本数で運行する。12月28日の朝ラッシュ時間帯は、通常どおりの運行を予定しているという。

地下鉄乗務員の旅客に対する濃厚接触について東京都では、運転席は客室とは隔離されているため濃厚接触者の定義に当てはまらない、としている。

交通機関の運転業務従事者が新型コロナウイルスに感染した数は少なくないが、列車の運休はおそらく初めて。バスの運休例はすでに報道されている。