東海理化は12月23日、dotDとの協業で開発したクルマ向けデジタルキーシステム「フリーキー・フォー・カー」がDeNA SOMPO Mobilityの個人間カーシェアサービス「エニカ」への導入が決定し、2021年3月から提供開始されると発表した。
「フリーキー・フォー・カー」は、取付工事などは不要で、トランク、助手席のスペースに「フリーキーボックス」を設置する。クルマの所有者が第三者に期間を指定して、スマホへ鍵の利用権限を付与することができ、家族間やカーシェアリングなどでの利用に適している。
「フリーキー・フォー・カー」の導入で、「エニカ」のオーナーと利用者は、鍵を受け渡すための場所や、互いの待ち合わせ時間が不要で、クルマの鍵の受け渡しを非対面で行える。
「フリーキー・フォー・カー」ではAPI/SDKを提供することで、セキュリティ技術を考慮したBLE通信によるデバイス操作機能、権限管理機能、各種ログデータを「エニカ」で管理するシステムへ連携する。オーナー、ドライバーは「エニカ」アプリで直接利用期間の指定やドアの開け閉めをすることができる。
東海理化のデジタルキーシステムが「エニカ」に採用
2020年12月24日(木) 06時15分
関連ニュース
- 自動車ディーラーの9割が集客に危機感、カーシェアに期待…エニカ調べ (03月27日 16時45分)
- スマホがクルマの鍵になる「バーチャルキー」、草津ホテル1913の共同カーシェアに採用 (02月16日 11時51分)
- 東海理化はEV部品小型化&簡素化技術や位置検出技術を展示予定…オートモーティブワールド2024 (01月19日 09時00分)
- 常滑市でレベル2自動運転バス…東海理化が参画 1月16-26日に運行 (01月13日 11時00分)