ヤマハ発動機は10月7日、イタリアで二輪車エンジンの製造を行うグループ会社 モトーリ・ミナレリ(MM社)のすべての発行済株式を業務提携先のファンティックモーター社へ譲渡すると発表した。
ファンティックモーター社は、イタリアで二輪車や電動自転車を製造・販売。今回の株式譲渡は、ヤマハ発動機とファンティック社のパートナーシップ強化が狙い。ファンティック社への株式譲渡契約など一連の手続きはEWC(欧州労使協議会)との協議に基づき、年内完了を予定している。
MM社は、50〜400ccの二輪車用エンジンを年間8万基生産しており、同社の欧州二輪車製造子会社MBKインダストリー(仏)に加え、譲渡先のファンティック社を含む、欧州域内の他の二輪車メーカーにもエンジンを供給。MM社とファンティック社との協業は1970年からスタートしている。
ヤマハ発動機、イタリア二輪車エンジン製造子会社を業務提携先へ譲渡
2020年10月08日(木) 14時15分
関連ニュース
- ヤマハ発動機、EVレース「フォーミュラE」に2025年より参入へ 四輪レースはF1以来 (03月28日 12時52分)
- ヤマハ発動機とアイサンテクノロジー、低速モビリティの販売店契約を締結 (03月27日 16時00分)
- ヤマハ発動機、ラインアップ最大馬力のV8船外機「F450A」発売へ (02月24日 12時30分)
- 釣りをより快適に、ヤマハ発動機が新型フィッシングボート「YFR330」発売へ (02月23日 15時00分)
- ヤマハ発動機、ジャパンボートショーに出展 輸入高級ボート3艇の展示も (02月22日 15時33分)