メルセデスベンツC180クーペ(参考画像)《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》

日本自動車輸入組合は10月6日、2020年9月の輸入車新規登録台数(外国メーカー車)を発表。前年同月比12.7%減の3万1489台で12か月連続のマイナスとなった。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による需要の落ち込みで、輸入車の販売台数は激減し、4月は同36.9%減、5月は同53.6%減と悪化。しかし6月は同31.9%減、7月は同17.8%減、8月は同15.4%減、9月は同12.7%減と回復傾向にある。

ブランド別では、1位メルセデスベンツは同10.8%減の7075台、フォルクスワーゲンは同17.5%減の4899台、3位BMWは同21.3%減の4233台。9位ポルシェと10位ルノーは前年同月実績を上回った。

◆2020年9月 輸入車販売台数ランキング

1位[1位]:メルセデスベンツ 7075台(10.8%減・10か月連続減)
2位[2位]:フォルクスワーゲン 4899台(17.5%減・8か月連続減)
3位[3位]:BMW 4233台(21.3%減・13か月連続減)
4位[4位]:アウディ 3026台(1.8%減・2か月連携減)
5位[5位]:MINI 2453台(12.5%減・13か月連続減)
6位[7位]:ジープ 1824台(8.2%減・6か月連続減)
7位[6位]:ボルボ 1504台(19.5%減・2か月連続減)
8位[8位]:プジョー 1011台(12.9%減・8か月連続減)
9位[9位]:ポルシェ 932台(2.8%増・2か月連続増)
10位[10位]:ルノー 733台(9.2%増・2か月連続増)

[]内は前年順位、()内は前年同月比。※ボルボの台数は2018年度および2019年4月〜12月分のみボルボ・トラックを含む

なお、日本メーカー車は同48.9%増の7744台で2か月連続のプラス。日産『キックス』の日本市場導入により、大幅な台数増となった。これを合わせた輸入車合計では同5.0%減の3万9233台で、12か月連続のマイナスとなった。

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