FIA F4ベースのTOM’Sデモカー《写真提供 トムス》

トムス(TOM'S)は、「フォーミュラカーのドライビングをもっと身近に」をコンセプトとした、来春スタートの「会員制フォーミュラカー走行支援サービス」第1弾受付を10月1日より開始する。

近年、日本最高峰のロードカーレースである「SUPER GT」や、耐久レースシリーズ「スーパー耐久」など、GTカーのレースを中心にジェントルマンドライバーの参戦が盛んになっている。その一方、F1を頂点とするフォーミュラカーの世界では、レース専用マシンで究極の「運転する楽しみ」を体感できる他、ドライビング技術の向上に最適であるにも関わらず、手軽に乗車できる環境にないためその魅力が普及していないのが実情だ。

今回の会員制サービスでは、フォーミュラカーの販売・貸出と、その後の走行支援・ドライビングレッスンやメンテナンス・保管までのワンストップソリューションをトムスが提供。「気軽に乗れる本格フォーミュラカー」の実現を目指す。

新サービスでは、空いた時間に手軽にドライビングを楽しむスポット走行から本格的なシリーズ参戦までを包括的にサポートする。実際の走行とともに実車データをベースとしたレーシングシミュレーターを用いることで短期間でのドライビングスキル向上を実現。初期の対応カテゴリーとしては、FIA-F4とフォーミュラリージョナルの2つを準備している。また、2020年度より新たに立ち上げた若手ドライバー育成チーム「トムス・ユース」との連携により、将来有望な若手ドライバーと本会員を橋渡しする役割を担うことも目指している。

会員制フォーミュラカー走行支援サービス(イメージ)《写真提供 トムス》 会員制フォーミュラカー走行支援サービス(イメージ)《写真提供 トムス》 会員制フォーミュラカー走行支援サービス(イメージ)《写真提供 トムス》