(イメージ)《写真提供 ダイハツ工業》

ダイハツは、多様な人材が働くことができるダイバーシティ企業を目指す取り組みを加速。9月10日、MaaSを中心とした新規事業分野における「副業・兼業人材」を転職サイト「ビズリーチ」で開始した。

自動車業界が100年に一度の変革期と言われる中、ダイハツでは特にMaaSなど新規分野での事業創出にて、高度な知見や経験を有する人材の確保が課題となっている。一方、労働市場では、今後副業・兼業を行いたいと考えている人材の割合は約80%と高く、特にコロナ禍で自由な時間が増えたことなどを理由に副業・兼業を考えている人材は市場全体の約50%に及ぶという調査結果も出ている。

ダイハツは、働き方改革を推進する中で、従来にない柔軟な人材活用の方法として、副業・兼業という形で優秀な人材が活躍できる場を提供。まずは地域密着や地方創成を理念としたMaaS分野を中心に新規事業の創出や成長を促進していく。

今回募集する副業・兼業人材は、週1回程度の勤務とし、リモートワークを想定しているため勤務地は限定せず、月1回程度の出社とする。報酬は月額10万円から15万円。契約期間は3か月とし、プロジェクトの内容に応じて延長する場合は半年〜1年程度を予定している。

ダイハツでは、MaaS関連事業を推進している部門にて、知見や経験を生かした企画立案やアドバイスができる副業・兼業人材を広く募集するとともに、今後はMaaS以外の分野での募集についても検討する。