東洋ゴム ナノエナジー3 プラス(参考画像)

トーヨータイヤは、2020年1〜6月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大幅な減収減益となった。

売上高は前年同期比15.7%減の1505億8600万円、営業利益は同48.3%減の79億2800万円、経常利益は同68.4%減の43億7900万円、四半期純利益は同93.1%減の5億2000万円となった。

市販用タイヤは、北米、欧州、国内ともに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、販売量、売上高ともに前年を下回った。ただし北米市場は経済活動再開後に回復基調となり、第2四半期では販売量、売上高ともに前年並みとなった。

新車用タイヤは、新型コロナウイルスの感染拡大による完成車メーカーの生産調整の影響を受け、国内、海外ともに前年度を大きく下回った。

その結果、タイヤ事業の売上高は同13.6%減の1344億3000万円、営業利益は同39.6%減の97億3300万円となった。

2020年度通期の業績予想は、売上高3300億円(前期比12.6%減)、営業利益300億円(同22.0%減)、経常利益254億円(同30.7%減)、当期利益140億円(同42.8%減)を計画している。