オートモビルカウンシル2019《撮影 高木啓》

ヒストリックカー・ヘリテージカーの展示会「オートモビルカウンシル2020」が、明日7月31日から8月2日の会期にて、幕張メッセ(千葉市)で開催される。

オートモビルカウンシルは、1990年代までに登場した世界のヘリテージカーが一堂に会する展示会として2016年にスタート。5回目となる今年も「CLASSIC MEETS MODERN」をフィロソフィに、日本車メーカー、インポーター、サプライヤー、ヘリテージカー販売店、マルシェ、イベントオーガナイザーが集結し、往年の名車と最新モデルが一堂に披露される。

オートモビルカウンシル2020の開催は当初、4月上旬を予定していたが、3月下旬の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大により5月上旬へ順延。さらに、緊急事態宣言の発令により、7月末に再延期となった。度重なる延期を余儀なくされながらも、開催を模索してきたのは、オートモビルカウンシルが単なる“懐古趣味の自動車の展示会"ではなく、自動車文化を継承させていくという使命があるからだ。

今回の開催では、新型コロナウイルス感染拡大の防止策を導入。同時入場数を31日の特別内覧日は3000人に、8月1・2日の一般公開は5000人に制限する。この人数制限に伴い、オンラインによる有料展示会「オートモーティブカウンシル2020 バーチャルモール」を同時開催。展示車両などを会期初日の金曜日に専門家がリポートする様子を動画で収録し、翌土曜日と日曜日の2日間に「オートモーティブカウンシル」公式ホームページに有料で公開する。

そのほか、関係者はじめ来場者の体温測定、万が一に備えた来場者情報の登録、マスク着用、手指の消毒、会場内の消毒を徹底。イベントは車両展示をメインとし、ライブミュージックなどの関連プログラムは中止とする。

入場料は特別内覧日(7月31日)が5000円。一般公開日(8月1日・2日)は大人3000円、学生(小中高校生)1500円。オートモーティブカウンシル2020 バーチャルモールは1500円で閲覧可能。

オートモビルカウンシル2019《撮影 高木啓》