三菱自動車(Mitsubishi Motors)の米国部門は6月25日、JD パワーの「2020米国自動車初期品質調査(IQS)」において、日本ブランドの首位に立った、と発表した。
この調査は今回が34回目で、車両購入後90日間での新車の品質を調べる。初期品質は、100台当たりの不具合指摘件数(PP100)として算出され、数値が小さいほど不具合指摘件数が少なく品質が高いことを示す。
2020米国初期品質調査は、2020年モデルの新車を購入またはリースした顧客を対象に、2020年2月から5月にかけて調査し、8万7282人から回答を得た。質問項目は、インフォテインメント、コントロール&ディスプレイ、外装、運転支援、インテリア、パワートレイン、シート、空調など9つのカテゴリーで構成され、合計で223の質問が用意された。
三菱自動車は、この2020米国自動車初期品質調査において、日本ブランドの首位に立った。100台当たりの不具合指摘件数は、PP148。レクサスのPP159、日産のPP161、ホンダとトヨタのPP177、マツダのPP184、SUBARU(スバル)のPP187よりも、不具合指摘件数が少なかった。業界平均はPP166。全体では33ブランド中の6位となり、2019年の30位から、最も順位を上げたブランドとなった。
カテゴリー別では、三菱『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』に相当)が、スモールSUV分野で3位に選出されている。
三菱自動車は2019年、米国において7年連続で販売台数を伸ばし、3年連続で年間10万台以上の販売を記録した。2007年以降では、最高の販売台数を達成している。
三菱自動車、米国初期品質調査で日本ブランド首位…JDパワー
2020年06月29日(月) 20時00分
関連ニュース
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- 三菱自動車、新型『トライトン』やそのカスタムなど7台を出展予定…東京オートサロン2024 (01月10日 07時15分)
- デリカD:5 に伝統の冬季特別仕様「シャモニー」発売、デリカミニにはオプションを設定…三菱自動車 (11月25日 09時30分)
- 『トライトン』が2024年より日本で発売決定! 未来の『デリカ』も登場した三菱自動車…ジャパンモビリティショー2023 (10月26日 10時30分)