1/24 フォード マスタング GT4《画像:タミヤ》

タミヤは、1/24 スポーツカーシリーズの新製品『フォード・マスタング GT4(組み立てキット)』を6月27日頃に発売する。

マスタング GT4は、2016年のSEMAショーで初公開されたフォードの市販レーシングカーだ。マスタングの高性能バージョン「シェルビーGT350R-C」をベースに、左右ドアやルーフ、ボンネットなどをカーボンファイバー製に変更して軽量化。レース用にチューニングされ、580馬力を発揮する5.2リットルV8エンジンをフロントに搭載する。2017年3月のレースで初勝利を飾り、その後もアマチュアドライバーの手に委ねられた多くのマシンが、世界のGT4レースで活躍を見せている。

新製品は、マスタング GT4の迫力あふれるパワフルなフォルムを実感たっぷりにモデル化した。ボディはリヤバンパーを一体成形して剛性を確保。ロールケージを張り巡らし、バケットタイプのドライバーズシートのみを残したスパルタンな室内も再現している。

ステアリングコラム上のMotec製モニターは画面をスライドマークで表現したほか、助手席側のエアジャッキ用コンプレッサーやタンク、電装系部品もパーツ化。部品点数を抑えた前後のサスペンションもリアルな仕上がりとなっている。専用品となるリヤのロワコントロールアームも再現。ドアミラー、ルームミラーはメッキ部品。車体裏から見えるエンジン下部とギヤケースは別部品構成で立体感あふれる仕上がりとなっている。

完成サイズは全長203mm×全幅87mm、全高57mm。価格は4400円。

ロー&ワイドのグラマラスなフォルムを実感たっぷりにモデル化《画像:タミヤ》 ボンネットのエアベント、サイドのエアアウトレット部、ボンネットファスナーなど、塗り分けが必要な箇所は全て別パーツ化《画像:タミヤ》 リヤウイング表面はカーボン模様のスライドマークを用意。マフラーエンドやライトケースにはメッキパーツを使用《画像:タミヤ》 排気管やサスペンション、ディフューザーなど車体下面も立体感ある仕上がり《画像:タミヤ》 スリットが入ったブレーキディスクや大型ブレーキキャリパー、スリックタイヤが足もとを引き締める《画像:タミヤ》 ロールケージやフルバケットシート、消火器などを備えたレース仕様の室内《画像:タミヤ》 2017年にイギリスのグッドウッドフェスティバルに姿を現したグレイカラーの#17と、2018年に発表されたホワイトカラーのオフィシャルカー#18の2種類のカラーリングが選択可能《画像:タミヤ》 2種類のスライドマークやウインドウ塗装用のマスクシールもセット《画像:タミヤ》 1/24 フォード マスタング GT4《画像:タミヤ》