EHW4S セルとモジュール《写真提供 GSユアサ》

GSユアサは6月22日、トヨタ自動車のハイブリッドシステム(THS II)に同社の車載用リチウムイオン電池「EHW4S」が初採用され、新型『ハリアー』のハイブリッド仕様車に搭載されたと発表した。

EHW4Sは、優れた低抵抗化技術の採用により、入出力特性を同社従来製品と同等とした上で、ハイブリッドシステムに求められるエネルギー量の最適化を行い、同社従来製品から10%以上の軽量化と20%以上の小型化を実現した。EHW4Sのセル・モジュールは、GSユアサグループのブルーエナジーが製造している。

GSユアサは2009年にハイブリッド車用の高性能リチウムイオン電池の開発・製造・販売を行う合弁会社としてブルーエナジーを設立。これまでにハイブリッド車120万台分以上の電池を安定的に供給している。

トヨタ・ハリアー新型《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ・ハリアー新型のトヨタハイブリッドシステムII《写真提供 トヨタ自動車》