佐川急便《撮影 高木啓》

佐川急便株式会社は5月18日から「指定場所配送サービス」を開始すると発表した。受け取る場所についてニーズに応じて柔軟に対応することで、荷物の再配達を削減する。

同社はこれまで、コンビエンスストアでの荷物の受け取りや、宅配ロッカーの活用、配達日時を指定するサービスなど、配達先の行動に合わせた受け取り方を提案してきた。今回、荷物を受け取る人が希望する場所に届ける「指定場所配送サービス」を新たな受け取り方法として開始する。

サービスでは、配達時に受取人が指定する玄関先や車庫内などの場所に荷物を届ける。指定場所に荷物を届けた際、佐川急便セールスドライバーが撮影する。対象となる輸送サービスは「飛脚宅配便」「飛脚航空便」「飛脚ジャストタイム便」。

インターネット通販市場の拡大に伴う再配達の増加に、さまざまな輸送サービスを提供して顧客の利便性向上を図る。