ドライブスルー八百屋《画像:フードサプライ》

首都圏で外食卸を展開するフードサプライは、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)感染拡大を防ぐため、接触を極力なくした「ドライブスルー八百屋」を5月2日、横浜市と川口市にオープンする。

ドライブスルー八百屋では、ドライブスルーの要領でクルマから下車することなく新鮮な食料品が購入可能。トランクにスタッフが積み込みを行うため、待ち時間が殆どなく、人との接触を極力避けることができる。すでに札幌や千葉、東京、静岡、大阪で営業を開始しており、「スーパーマーケットでの購入は接触が不安だ」「ネットの注文は送料がかかるのでどうしても割高な上、現在は注文が集中してすぐに届かない」という人も満足できるサービスとして人気を集めている。

販売するのは、飲食店への青果卸売を行う目利きが選んだ、新鮮な野菜を詰め込んだ「もったいない野菜セット」で価格は5000円。セット内容(一例)は、国産米5kg、玉子M(青森県)、キャベツ(鹿児島県)、新玉ねぎ(佐賀県)、新じゃがいも(鹿児島県)、新人参(徳島県)、さつまいも(千葉県)、きゅうり(千葉県)、長ねぎ(茨城県)、大根(静岡県)、レタス(静岡県)、サニーレタス(静岡県)、水菜(茨城県)、ミニトマト(宮崎県)、ぶなしめじ(長野県)、まいたけ(長野県)、リンゴ(青森県)、バナナ(フィリピン) ゴールドキウイ(ニュージーランド)など。米なしセットも3500円で用意する。

また今回オープンする川口市では、酒類卸売りの田野屋酒販とコラボし、「もったいない酒セット」も販売する。新型コロナウイルスの影響で同社が取り扱う業務用酒類も出荷量が減少し、在庫過多の状態に。今回、こだわり酒場のレモンサワー業務用コンク1800ml(専用ポンプ付き)1本とお買い得なお酒、景品を詰め合わせたセットを3000円で提供する。

なお販売は5月2日から開始、その後毎週火、木、土曜日に開催予定。事前のメール予約が可能で、売切れ次第終了となる。

ドライブスルー八百屋《画像:フードサプライ》 ドライブスルー八百屋《画像:フードサプライ》